イタリアのクリスマスのお菓子パネットーネの代わりにパウンドケーキを作ってみました【レシピあり】
クリスマスまで、もうあとわずかですね。
日本では、お気に入りのお店のクリスマスケーキを予約したり、ハンドメイドのケーキ作りに挑戦される方も多いのではないでしょうか?
イタリアでは、クリスマスには「パネットーネ」や「パンドーロ」と呼ばれる大きなケーキ(1個 約1kg)を買ってきて食べます。
中に干しブドウやドライフルーツが入った、大きなパウンドケーキのようなお菓子です。
本物のパネットーネは、イーストを使って、24時間くらいかけて作るものですので、家庭で手軽に…というわけにいかないのが残念です!
もちろん他にも、地方によって様々な美味しいお菓子もたくさんありますし、手作りのお菓子も作りますが、やはりパネットーネとパンドーロのないクリスマスは考えられない!というくらいポピュラーなお菓子です。
11月中旬頃からお店に並び始め、友人宅などを訪ねる際にお土産に持って行ったり、行った先でごちそうになったり、贈ったり贈られたりして、12月には多くの家庭でたくさんストックされます。
「パンドーロ」は、ドライフルーツが入らないタイプです。こちらも絶品です!!
(写真右下にあるのが、パンドーロです)
クリスマス前の時期になると、朝食はカプッチーノ(ミルクコーヒー)と、パネットーネを定番?にしている人も多いです。かく言う私もそのひとりですが…(笑)
12月中にイタリアのホテルに泊まると、朝食にパネットーネを出してくれるところも多いですので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お菓子屋さんのウインドウにきれいにディスプレイされていたり、スーパーマーケットの入口付近にうず高く積み上げられているのを目にすると、あぁ~今年もまた「パネットーネの季節」がやってきたなぁ…と感慨深い思い?に浸ってしまいます。
私も大好きで、毎年欠かさず購入していたのですが、今年は「コロナ禍」でおとなしく?日本でじっとしておりますので、代わりに何か似たようなタイプのお菓子を作ってみようと思い、パウンドケーキを作ることになったという次第です。
食感など、本家本元の?パネトーネとは異なりますが、今年はドライフルーツ入りの簡単に出来るお菓子で代用?しようと、パウンドケーキを作りましたので、作り方をご紹介いたします。
(前置きが長くなり、失礼いたしました)
それでは、材料と作り方をご紹介いたします。
【材料】(パウンドケーキ型 8㎝×18㎝、1個分)
【作り方】
①まず、クッキングシートを型の大きさに合わせて切っておきます。
型に入れたところです。
②薄力粉とベーキングパウダーを計って、ふるっておきます。
③オレンジピールとレーズンをそれぞれ計っておきます。
④計っておいたドライフルーツに、薄力粉を少々まぶしておきます。
(こうしておくと、生地の中で沈まずきれいに仕上がります)
⑤計っておいた砂糖をフードプロセッサーに投入します。
⑥バターも一緒に投入します。
⑦数秒回すとこんな感じになります。
⑧卵も一緒にフードプロセッサーに入れて、さらに混ぜ合わせます。
⑨バター、砂糖、卵を混ぜ合わせたものをボウルに入れて、お好みでラム酒などの洋酒を少々加えます。
よく混ぜ合わせて、こんな感じになればOKです。
⑩ドライフルーツに薄力粉をまぶしておいたものを入れて、軽く混ぜ合わせます。
⑪パウンドケーキの型に入れて、180℃に温めておいたオーブンで40分くらい焼いたら出来上がりです!
(オーブンによってくせがありますので、焼き時間は適宜調整してくださいね)
型から出したところです。
お皿に盛り付けて、出来上がりです!
写真の中のクッキーの作り方はこちらです。 ↓ ↓ ↓
よろしければ、こちらもお試し下さいね!
miketta-violinista.hatenablog.com
それでは皆様、楽しいクリスマスをお過ごしくださいませ!!
Buon Natale !