【簡単デザート】洋ナシのカスタードクリーム詰め
明日12月25日は、いよいよクリスマスですね!
カトリック信者が大半を占めるイタリアでは、キリストの誕生した日を祝うクリスマスは1年のうちでとても大切な日です。
家族はもちろん、普段あまり会えない遠くに住む親戚も集い一緒にごちそうを食べたり、教会のミサに出かけたり、プレゼントを渡し合ったりします。
地方によって、用意されるクリスマスのごちそうも様々です。
私が以前住んでいたヴェネト州では、カッポーネと呼ばれる若鶏に詰め物をしてオーブンで焼いたものなどがクリスマスの料理としてポピュラーです。
中部イタリアのペーザロ近くに住む友人宅のクリスマスディナーに招待されたときは、トルテッリー二と呼ばれる詰め物入りのパスタが入った温かいコンソメスープやオーブン焼きの魚料理などをご馳走になりました。
一方、南イタリアのサレルノ出身の友人宅では、サーモンの前菜から始まって、手打ちパスタやタラのフライなどをご馳走になりました。
このように、ほんの一部の例を挙げただけですが、地方ごとに様々ななクリスマスのお料理があって興味深いですね!
日本のご家庭でも、クリスマスのための様々なお料理を用意されていることと思いますが…
そんな忙しい中、デザートのことまで考えていなかった!という方のために、本日は、お手軽な一品をご紹介させていただきたいと思います。
材料は、卵、薄力粉、牛乳、砂糖に加えて、洋ナシの缶詰、チョコレート菓子の「6品」だけあれば、オーブンも使わずに出来てしまうシンプルなお菓子です。
それでは、さっそく【材料】から、
- 洋ナシの缶詰 1缶
- チョコレート菓子(ポッキーのような棒状のもの)
- ラズベリーなど、お好みのフルーツソースまたは、ジャム 少々
- カスタードクリーム 少々(材料は下記)
【カスタードクリームを少量作る場合の材料】
- 砂糖 大さじ2杯
- 薄力粉 大さじ3杯
- 牛乳 250 ml
- レモンの皮すりおろし(無ければ省略可)
カスタードクリームの【作り方の手順】詳しくは、お手数ですが、こちらの記事をご参照ください。
miketta-violinista.hatenablog.com
①缶詰の洋ナシを皿に並べ、真ん中のくぼみにカスタードクリームを詰めます。
②形や大きさの同じようなものを選び、合わせます。
③ポッキーのような棒状のチョコレートを差して茎にします。
④ポッキーを何本かポリ袋に入れて、袋の上から麺棒やビンなどを転がして細かく砕きます。
⑤砕いたものをお皿にのせます。
⑥その上に、先ほどカスタードクリームを詰めた洋ナシをのせて、転がします。
⑦全体にまぶしつけます。
⑧お皿に、お好みのフルーツソースまたは、ジャムをのせ、その上に洋ナシをおいて出来上がりです!
それでは皆様、楽しいクリスマスをお過ごしくださいませ!!
Buon Natale ☆彡