イタリア流お掃除術 ① 台所にある物で作る「簡単手作りクレンザー」でグラス類をピカピカに!
今週のお題「おうち時間2021」
残念ながら、すでに長期化しているコロナ禍ですが、
ある程度収束するまでには、まだまだ時間がかかりそうですね… ( ;∀;)
そんな状況下で、
おうちにいる時間がいつもより長いこともあり、この好機?を利用して、普段の「忙しさ???」にかまけて目を背けていた場所の、お掃除をしてみよう!と思い立ちました。
ところで、
イタリアでは、旧市街の中にある築何百年の建物に住んでいる人がけっこう多いのですが、石造りの重厚で立派な建物ながら、かなり年季が入って古びて見える建物もあります。
しかし、
外見の古さ?とは裏腹に、お部屋の中はピッカピカというお家が多くて、友人宅などを訪ねるたびに、本当に驚いてしまいます。
お店のショーウインドウ なども、どこもかしこもキレイ。
時々、街中をぶらぶらお散歩していると、お隣のお店の人と楽しそうにおしゃべりしながら、ちょこちょこ拭き掃除をしているところを目にしたりします。
やはり、
こまめにお掃除をすることが、いつもきれいに保つ秘訣なのでしょうか?
そこで本日は、
なぜそんなにきれいに保てるのかを、イタリアの友人たちに聞き取り調査?して得たお掃除のコツについて、書いてみたいと思います。
でも、
一気に全部屋きれいにしようと思って取り掛かると、あまりに大変で挫折しやすいですので、まずは「キッチン周り」から集中的にご紹介いたします!
- アレコレ用途別の洗剤を新たに買いたくない!
- お掃除は面倒だけれど、きれいなお部屋で過ごしたい!
- お掃除の時間をなるべく短縮したい!
と思われている方はぜひご覧くださいませ。
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それでは、さっそく実践!
グラス類、ガラス製品の簡単お手入れ法
白っぽく曇ってしまったガラス製品のお手入れ方法
まず最初に、グラス用手作りクレンザーを作ってみましょう。
作り方は、いたって簡単。
卵の殻や、レモン汁など、台所にあるもので作れて簡単、しかもエコロジーな材料のみのクレンザーです。
グラス用手作りクレンザー【作り方】
クレンザーと言っても、おうちにあるもので簡単に手作りできます。(*^^*)
- 「レモン汁」
- 「卵の殻を細かく砕いたもの」
を混ぜ合わせて、2日くらい置いておくだけです!
(2日くらい置いておくのは、殻のカルシュウムをレモンの酸で溶かすためです)
2日後、殻がレモンの酸に溶けて、白っぽくこんな感じになります。
白っぽく曇ってかなり汚れがついてしまったガラス製のレモン搾り器 (>_<)
卵の殻とレモン汁のお手製クレンザーを、汚れの気になるところに塗って、しばらく置いておきます。
デコボコしている部分は、歯ブラシなどを使って軽くこすりながら洗うと、簡単です。
こんなにすっきりキレイになりました!
細長くて、底に手を入れて洗えないガラス瓶などのお手入れ方法
こういうタイプの細長いビンは底まで手が届かないので、きれいにするのが難しいですね?
そんな時には、
- 「卵の殻」
- 「ぬるま湯」
を、ビンの中に入れ、ふたをして軽く何度か振るだけできれいになります。
(注:あまりにも汚れがひどい場合は、グラス専用の洗剤での洗浄が必要です)
写真では、しっかりお伝え出来ているかどうかわかりませんが、水垢が取れて、底までピカピカになりました!
台所にあるものだけ(しかも捨てる前に利用)で、こんなにキレイになりました!
ガラス製品がきれいになった後には、
キッチン内の他の部分も勢いで?お掃除してしまうというのも、おすすめです。
ガラス製品以外のお掃除に使用するものも、だいたいお家にあるものでOKですね!
などです。
(あえて全てそろえる必要はありませんので、出来そうだな~ と思うものからお試しくださいませ)
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シンクの中をきれいにする
蛇口などの金属部分のお手入れ方法
蛇口などの金属部分には、やわらかい布に歯磨き粉を少々つけて、力を入れずに軽くこすって洗い流すだけで、新品のようにキラキラに!
歯磨き粉をつけた布で、軽く蛇口の金属部分を拭きます。
水ぶきした後、から拭きすればさらに輝きます。ミントの香りもさわやか!
シンク内のお掃除方法
シンクの中は、ジャガイモの皮で磨くときれいになります。
軽くこするだけでキレイになりますので、皮をむいて捨てる前にささっと磨いて水で洗い流すだけです。
汚れの付きやすいシンクの中も、じゃがいもの皮をむいたついでに?サッとひと拭きしておけば、簡単にきれいになります!
じゃがいもの皮で汚れが落ちる理由は、じゃがいもの皮に「サポニン」という成分が含まれてることが関係しているようです。
と、まあ汚れ落ちの理論?はさておき、イタリアでは、このじゃがいもで汚れを落とす方法は、よく知られていて、おばあちゃんの知恵袋的な「生活の知恵」として世代を超えて伝えられている方法です。
スッキリしました!
ガスコンロの油汚れを落とすには?
重曹、またはセスキ炭酸ソーダ(大さじ1杯)と 水をスプレーボトルに溶かしコンロに振りかけます。
スプレーボトルに溶かしたりするのが面倒な方には、セスキの「ウエットシートタイプ」の物もありますのでそちらをご使用くださいませ。
参考商品 >>
【シートタイプ 】
【スプレータイプ】
【スプレー詰め替え用】
しばらく置いて、油汚れを浮かせてから布で拭き取ればすっきり、きれいになります!
(手が荒れやすいですので、炊事用手袋をお使いくださいませ)
コンロまわりの油汚れも、重曹スプレー(がんこな汚れの場合は、セスキ炭酸ソーダスプレー)をして、布で拭くだけ!食器洗いの後などに、ついでにシュシュっとスプレーして軽くふいておけば、まとめてお掃除するよりラクラクです!
イタリアの友人達曰く、がんこな 油汚れがついてしまう前に、こまめに拭くのが、コツです。 ごもっとも!(^^;) ←耳が痛いわたくし
換気扇の油汚れ取り
頑固な油汚れとりには、セスキ炭酸ソーダスプレー(セスキ+水)が活躍!
なかなか落ちない時は、セスキの粉を直接振りかけてしばらく置いておくと効果的です。
こちらも手荒れしやすいですので炊事用手袋を使用してくださいませ。
細かいところは、歯ブラシなどでこすります。
ぬるま湯で流し、まだ油っぽい感じがしたら、食器用洗剤をスポンジなどにつけさっと洗うと良いです。
そのほか、
排水溝など、月に何度かパイプ洗浄剤などでお手入れしておけばキッチン周りのお掃除は終了!!
「面倒なことは一気に1日で終わらせよう!」などと、大雑把な私は企んで?試してみましたが、あまりにも大変であえなく断念してしまいました。
よって、その後はデカルトのお言葉「困難は、分割せよ」の精神?で、
今日は、コンロまわり、明日は、シンクの中と蛇口など、分けてやってみると少しはラクに出来ました!
よろしければ、お試しくださいませ。
(^O^)
最後までお読みくださりありがとうございました。
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