イタリアのすすめ

イタリアについてのあれこれを書き綴ったブログです。時々本業のクラシック音楽についても語ります。どうぞよろしくお願いいたします。

じゃがいもとほうれん草で2色のニョッキ【作り方】

 

数日前に買っておいたじゃがいもが、あっという間に芽を出していました!

 

f:id:miketta-violinista:20210411171110j:plain

知らない間に、こんなに…?! (゚Д゚;)

 

じゃがいもを使ったお料理を作って、早く使い切らなければ…と思い立ち、ニョッキを作ることにいたしました。

 

ほうれん草も使って、グリーンと白の2色のニョッキを作りましたので、ご紹介いたします。

 

f:id:miketta-violinista:20210411170814j:plain

何だか写真で見ると、よもぎ団子のような外見になってしまいましたが…

ほうれん草とじゃがいものニョッキです。(^▽^;)

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

ニョッキとは?

大航海時代以前は、イタリアにはまだ、じゃがいもは無かったため、ニョッキのもとになった料理は小麦粉を練って作られたものでした。

 

16世紀後半に、はるか遠くの南米から、じゃがいもやトマトなどが持ち込まれ、これらの野菜がイタリアで栽培されるようになり、徐々にジャガイモを加えた現在のような「ニョッキ」が作られるようになりました。

 

f:id:miketta-violinista:20210411184430j:plain

南米 ペルー

 

f:id:miketta-violinista:20210411184535j:plain

色々な種類の、南米原産のジャガイモ

 

 

現在イタリアでは、「ニョッキ」と言えば、じゃがいもと小麦粉で作られたものが多いのですが、ローマ風のニョッキは、セモリナ粉を使って作るものもあります。

 

今回は、じゃがいもを使った、「オーソドックスなニョッキ」を…と言っても、イタリアでは、生地に卵黄を入れる派と入れない派?でちょくちょく意見が分かれます。(笑)

 

卵黄を入れるか入れないかは、みなさまのお好みで選んでいただくとして、

とりあえず、茹でたじゃがいもさえあれば、小麦粉を混ぜてこねるだけで、モチモチの美味しいニョッキが、おうちで意外と簡単にできますので、よろしければお試しくださいませ。

 

f:id:miketta-violinista:20210411190839j:plain

広大なじゃがいも畑

f:id:miketta-violinista:20210411190907j:plain

可愛らしい、じゃがいもの花

 

 

スポンサーリンク

 

 


 

 

 

2色のニョッキ【材料】 

  • じゃがいも                 1 kg
  • ほうれん草                 1/2束
  • 強力粉                   500g
  • 卵黄                    2個分
  • 塩                     少々
  • バター                   少々
  • パルミジャーノチーズ            適宜

 

【作り方】

 

 ①ほうれん草は、洗ってサッと茹でておきます。

  

f:id:miketta-violinista:20210411171213j:plain

 

 

➁じゃがいもは芽を取り、皮をむいてひとくち大に切り、レンジ用の耐熱皿に入れてフタかラップをして、600wで10~12分くらい加熱します。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171403j:plain

 

 

 ③じゃがいもが柔らかくなったら、レンジから取り出し、フォークなどでつぶします。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171417j:plain

 

 

 ④レシピの半分の量のじゃがいもと強力粉をボウルに入れ、「耳たぶくらいの固さ」に混ぜ合わせます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171655j:plain

 

 

⑤卵黄を1個分加えてよく混ぜ合わせます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171732j:plain

 

 

⑥ラップをしき、軽く打ち粉をして、⑤の生地をのせて丸めます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171822j:plain

 

 

 ⑦生地を細長く伸ばして、ナイフで適当な大きさに切り分けます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171851j:plain

 

 

⑧フォークで軽く押さえます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411175652j:plain

 

 

⑨ほうれん草をフードプロセッサーで細かくします。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171449j:plain

 

f:id:miketta-violinista:20210411171504j:plain

 

 

⑩先ほど半分取っておいた、じゃがいもをフォークでつぶしたものに⑨のほうれん草をを加えてよく混ぜ合わせます。 

 

f:id:miketta-violinista:20210411171521j:plain

 

 

 ⑪塩少々を加えて味を整えます。 

 

f:id:miketta-violinista:20210411171539j:plain

 

 

 ⑫強力粉を2~3回に分けて加えながら、混ぜ合わせます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171604j:plain

 

 

 ⑬卵黄を1個分加えて、手でよくこねて混ぜ合わせます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171627j:plain

 

f:id:miketta-violinista:20210411171802j:plain

 

 ⑭先ほどのじゃがいもの生地と同じように、まな板または、ラップに打ち粉をして、生地を細長くのばします。

 

⑮じゃがいもの生地の時と同様に、ひとくち大に切り、フォークで軽く押さえます。

 

f:id:miketta-violinista:20210411171923j:plain

 

 

⑯鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れて、ニョッキを茹でます。浮き上がってきたらさらに2~3分茹でて、ザルにとって水気を切っておきます。

 

 

f:id:miketta-violinista:20210411171948j:plain

 

 

 ⑰お皿に盛り付けて、熱いうちにバター少々をのせて、パルミジャーノチーズのすりおろしたものをかけて軽く混ぜ合わせて出来上がりです。

 

f:id:miketta-violinista:20210411172008j:plain

 

f:id:miketta-violinista:20210411172032j:plain

 

 

f:id:miketta-violinista:20210411172052j:plain

 

じゃがいもやほうれん草を茹でて、小麦粉と卵黄を混ぜるだけで、柔らかくてモチモチのニョッキが、おうちで簡単に作れます。

 

よろしければ、お試しくださいませ。(*^▽^*)

 

今回は、バターとパルミジャーノチーズを絡めてシンプルなニョッキにしましたが、お好みで、トマトソースをかけても、美味しく頂けます。

 

 

それでは、いただきま~す!

Buon appetito! 

 

 

 

<<レシピ 関連記事>>

 

miketta-violinista.hatenablog.com

 

miketta-violinista.hatenablog.com

 

miketta-violinista.hatenablog.com

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

hb.afl.rakuten.co.jp

 

 

スポンサーリンク