そろそろ、cioccolata calda (イタリア版ココア)の季節がやってきました
こんにちは。ミケッタです。
近頃、めっきり朝晩寒くなり、なにか温かい食べ物や飲み物が恋しい季節になってきましたね!
そこで、今日は "Cioccolata Calda" (チョコラータ・カルダ)を作ることにしました。
Cioccolata Calda (チョコラータ・カルダ)とは、まあイタリア版ココアなのですが、
日本でおなじみのココアより、もっと甘~くて濃厚。
コーンスターチ入りなので、トロリとしていて、「飲む」というより、「スプーンですくって食べる?」といった感じのものです。
【作り方】は、いたってシンプル。
1.小鍋に、牛乳を入れ弱火で温めて、コーンスターチ大さじ一杯くらいとココア、お好みで砂糖少々を投入。
2.くるくるかき混ぜてとろみがついたら、火からおろし、カップに注げば出来上り!
大人用には、グラッパがなくても、ブランデーなど少々加えると、さらに豊かな香りも楽しめます!
イタリアでは、ちょうど今頃のような寒い季節になると、夏には影をひそめていた?Cioccolata Calda が、街の Bar と呼ばれるカフェのメニューに再び仲間入りします。
ところで、イタリア人は猫舌の人が多いらしく、コーヒーやその他温かい飲み物をお店で注文すると、何だかビミョ~な熱さだったりすることも多いです。
現地のBarでご注文の際は「Bollente,per favore!」(熱々でお願いします!)
(ボッレンテ、ペル ファヴォーレ!)と一言添えるとよろしいかと思います。
まぁ、そう言ってもあまり変わりばえしない場合の方が多いのがイタリアのお店の常識?!だったりするですが…
う~む、お客さんへのサービスが、何だかちょっとテキトーすぎるのでは???(怒)
…と、気の短い私など、イライラ感を隠しきれないのですが、この甘~いかぐわしい香りを嗅いだとたん、さきほどまでのイライラ全開の顔つき(?)も、どこかにふき飛んで、にっこり笑顔になってしまうから不思議です。
それって、ただ単に食いしん坊なだけなんでしょ!とツッコミを入れられてしまいそうですが…
私の個人的な感情はさておき、
”Cioccolata Calda” は、街のあちこちにある Bar(カフェ)に行ってみると、さまざまな種類のフレーバーの中から好みのものを選べるお店が多いです。
もちろんフレーバーなしでも美味しいです。
個人的には、ジンジャー(生姜)や シナモンパウダーを加えたり、ラム酒やグラッパ(ぶどうの搾りかすからつくられたの蒸留酒)をちょっぴり加えたりするのが好みです。
こちら ↑ ↑ ↑ が、グラッパ。
ぶどうの搾りカスから作る香りのよい蒸留酒。
アルコール度は高めで、だいたいふつうは40度くらい。
小さなグラスで、食後酒として楽しんだりするのが一般的です。
きょうは、少々肌寒いので、ちょっぴりグラッパを加えた Cioccolata Calda を作りました!
グラッパ入りなのであまりトロリとさせず、コーンスターチ控え目のさらりとした日本風(?)にしてみました。
今日は、クッキーといっしょに楽しんで、あぁ~ なんとも幸せな、おやつタイム❤ となりました。
体も心も温まったところで、これから本業のバイオリンの練習に張り切って取りかかりま~す!!
それでは、皆様も素敵な午後をお過ごしくださいませ!
さいごまでお読みくださりありがとうございました。