【南イタリアの友人直伝レシピ】両面カリカリ中はふ~んわりの「バーリ風フォカッチャ」を作ってみました!
突然ですが、みなさま南イタリアの「バーリ風フォカッチャ (Focaccia Barese) 」をご存知ですか?
フォカッチャというと、
ピッツァをもう少し、ぶ厚くしたパン?の上にローズマリーや岩塩のつぶつぶがかかっているフワフワしたパン…といった感じのものがポピュラーですが、
このバーリ風フォカッチャは、両面をオーブンで焼き上げたカリカリ食感のフォカッチャなのです。
(なんか全然うまく説明できていないので、写真をのせておきます)
ここ数日、拙宅の庭に植えたプチトマトがたくさん収穫できましたので、今日のお昼は「プチトマト」を使って何か作ろうと考えていた時、この南イタリアの友人から教わった「バーリ風フォカッチャ 」(Focaccia Barese)を、ふと思い出して作りました。
よろしければ、参考になさってくださいませ。
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それでは、”トマトとオリーブオイル、ドライオレガノのせイタリア・バーリ風 フォカッチャ ” に、さっそく取り掛かりましょう!
バーリ風フォカッチャ(Focaccia Barese)作り方
【材料】(日本の平均的な家庭用オーブンの天板 約1枚分)
- 小麦粉 … 約350gほど (強力粉と薄力粉を6対4位の割合で合わせたもの。割合は正確でなくてOKです)
- 塩… 小さじ1~2杯(お好みで量は調整してください)
- プチトマト… 適宜(あれば、ドライトマトでも美味しいです!)
- 乾燥オレガノ… 少々
- 黒オリーブの実… 適宜(なければ省略可)
- エキストラバージン・オリーブオイル… 適宜(イタリア人の場合、かなりたっぷりめの量を使用)
- ぬるま湯(37℃位)… 適宜
【作り方】
まず、オーブンを200℃に温めておきます。
大きめのボウルに、小麦粉(強力粉と薄力粉)、塩、イーストを入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら、よくかき混ぜます。
(とろろ芋くらいの固さになるように…と言えば、なんとなくおわかりいただけますか?)生地がトロトロしすぎるかな?というくらいで大丈夫です。
(こんな感じです 👇)
ボウルを1時間ほど、暖かい場所に置いておきぶくぶくと生地が1.5倍くらいの量に膨らむまで待ちます。
天板に、オーブンシートを敷き、生地を流し入れます。
生地を流し入れたら、お好みで、プチトマト(乾燥トマトでもOK)と、種抜きのオリーブの実を半分に切ってのせます。
エキストラバージン・オリーブオイルをたっぷりかけて、さらにお好みで乾燥オレガノを少々散らします。
200℃に温めておいたオーブンに入れ、45分~1時間くらい焼きます。
(オーブンにより、くせがありますので、温度、時間等は調整してみてください)
表面がきつね色になったら、一度オーブンから出し、ひっくり返してさらに10分ほど焼いて出来上がりです!!
(両面焼くところが、バーリ風フォカッチャの特徴です)
「レシピ」というには、あまりにもシンプルすぎて、分量も、かなりテキトー ではありますが…
そこのところは、あまりこだわらずにラテン系の、おおらかなノリ(?)で作っていただいても、ほとんど失敗することはありませんので、興味をもたれた方は、ぜひぜひお気軽にお試しくださいませ。
日本出身わたくし作の、贋作?フォカッチャ 出来上がりました~(汗)
いただきま~す!
Buon appetito!
オーブンを使うと、室内の気温が急上昇しますので、気温のあまり高くない日に作る事をおすすめいたします。(^▽^;)
こうして、めでたく(?)両面カリカリ、中はふ~んわりの、”Focaccia Barese” (バーリ風フォカッチャ)の完成!そして、試食というはこびに相成ります。
見た目は素朴で何の変哲もない感じですが、なかなか捨てがたい、後を引くお味。
食べやすい大きさに切り分けて、お召し上がりくださいませ。
キリリと冷えたビール、またはスパークリングワインなどと一緒にいただくと、また格別です!
ナイフとフォークを使ってエレガントに味わっていただいて差し支えないのですが、
イタリア人の 「正しいフォカッチャの食べ方作法?」にならい、
手づかみでパクリというふうに食されますと、さらにフォカッチャの素朴で味わい深い美味しさをより感じていただけることでしょう!