おうちで手軽に本格ピッツァ【イタリア人直伝レシピ】ピッツァにまつわるイタリア人の意外な習慣とは?!
みなさま、とろ~りと溶けたチーズが美味しいアツアツのピッツァを、
お家で手軽に作って食べられたらいいなぁ…と思ったことはありませんか?
イタリアの人々は、
ピッツェリア(ピッツァレストラン)に行って「窯焼きピッツァ」を食べるのが大好きですが、
大勢友人が集まるホームパーティーの時などには「手作りピッツァ」を焼くことも多いです。
みんなで頂くアツアツの焼き立ての手作りピッツァは、お店のピッツァにも引けを取らないおいしさですよ!
本日は、
友人に教えてもらった、ご家庭でも簡単にできるとっておきの「手作りピッツァ」の作り方をご紹介いたします。
よろしければ、お試しくださいませ。
(*'▽')
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イタリアでは、どんなピッツァが人気なの?
ピッツァの本家本元?イタリアの「Pizza」というと、みなさまどんなピッツァを思い浮かべますか?
薄く平らに、ま~るく生地を伸ばした上に、緑、白、赤の三色の■ ■イタリア国旗の色を表したと言われている、バジリコの葉、モッツァレラチーズ、トマトソースをのせて焼いたシンプルなものでしょうか?
ピッツェリア(イタリアのピザ・レストラン)に入ってメニューを見てみると、何種類ものトッピングがあり、優柔不断の私など注文する時どれにしようか、あれこれ迷ったあげく、結局いつもの?「マルゲリータ(トマト、バジリコ、モッツァレラチーズのピッツァ)」に落ち着く、という平凡なパターンに終わることが多いです。
(^▽^;)
…が、しかし、
一緒に行ったイタリアの友人達の動向?をちょっと観察してみると、
なんと!あんなにたくさんの種類があるにもかかわらず、
メニューに書かれていないけれど「個人的にどーしてものせてほしいトッピング」で注文する人が多いです。
(^▽^;)
いわゆる、常連客の裏メニュー?と思いきや、
はじめて訪れたお店でも、メニューに関わらず、結構自身の好みのものを注文します。
例えば、
「ニンニクのスライスをのせてほしい」とか、
「メニューにはないけれど、ホウレンソウとリコッタチーズのせてほしい」だの、
「唐辛子オイルをちょっぴりかけて」
「トマトソース抜きのビアンカ (白いの)にして」 などなど、
十人十色と言ったらよいのか何と言ったらよいのか…?
枚挙にいとまがありません。
とにかく自分好みにカスタマイズ?してリクエストする人が多いのには、まったく驚かされます!!
しかし、そこはピッツァの国?イタリア、
お店の人も慣れたもので、ちゃんと注文通りのピッツァを持って来てくれることに、日本人の私は、またまた驚きをかくせませんでした。
まあ、人により様々かと思いますが、私たち日本人の多くは、大勢でレストランなどに行くと、どうしても周りの人に気をつかって、なんとな~く何人かが同じメニューを注文すると、ついつい自分もそれと同じ物にしてしまいがちではありませんか?
(え?そんなの小心者の私だけ???)
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それでは、さっそくピッツァ作りに取り掛かりましょう!
生地をねかせるのに時間がかかるのがちょっと玉にキズですが、作り方自体はシンプルですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
■ ■手作りピッツァ作り方■ ■
ピッツァ【材料】(4人分)
生地【材料】
- 小麦粉(強力粉) 300g
- ドライイースト 6g
- ぬるま湯 230 cc
- 塩 小さじ2
- 砂糖 少々
- オリーブオイル 大さじ3
トッピング【材料】
- トマト水煮缶詰 1/2 缶
- 塩 小さじ1
- バジリコ(あれば) 5,6枚
- オリーブオイル 大さじ4
- パルミジャーノチーズ 大さじ2
- モッツァレラチーズ 250 g
お好みで、
サラミや生ハム、オリーブの実などをトッピングに加えても美味しくいただけます!
イタリアの人々のように、カスタマイズ?して楽しんでみてくださいね。
ピッツァ【作り方】
① 小麦粉を大きなボウルに山型にして入れ、真ん中をくぼませておきます。
②40度くらいのぬるま湯 100㏄ に砂糖をひとつまみ入れて、ドライイーストをふり入れて軽くかき混ぜてから、10分置きます。(泡立って盛り上がればOKです)
残りのぬるま湯(130㏄)には塩を溶かしておきます。
③ ①のボウルに入れた小麦粉のくぼみに、オリーブオイルを加えます。
(ボウルではなく、直にテーブルの上で混ぜるのがイタリア人のマンマ流?!)
④ ②の塩を溶かしておいたぬるま湯も注ぎ込んで、少しずつ混ぜて、よくこねます。
(塩少々を溶かしたぬるま湯を、少しずつ加えていきます)
生地を丸くまとめたら、ラップをかけて温かいところで、1時間ねかせます。
(冬はオーブンの発酵機能を利用すると良いです)
生地を手でよくこねながら、まとめていきます。
⑤ 2倍くらいに膨れた生地の真ん中を押して空気を抜き、2,3分こねて再びボウルに戻しラップをして、さらに1時間ねかせます。
(生地作りは、 けっこう力仕事ですね!)
⑥ オーブンを250度に予熱しておきます。
⑦ ⑥の生地を4つに切り分けて、丸めます。
⑧ 小麦粉をふったまな板の上にひとつづつのせ、めん棒で直径 20cm くらいにのばしていきます。(厚さは、お好みで調整してくださいませ)
⑨ オーブンシートを敷いた鉄板に生地をのせます。
⑩トマトの水煮を生地の上にスプーンで薄くのせて、塩少々をふっておきます。
⑪ 細かく切ったモッツァレラチーズ、すりおろしたパルミジャーノチーズをのせて、オリーブオイルをたっぷりと回しかけます。
⑫ 250℃に予熱しておいたオーブン(下段)に入れて、10-12分焼いて出来上がりです!
(オーブンによって癖がありますので、時間は加減しながらお試しください)
お皿に盛り付けたら、バジリコの葉(なければ省略)を散らして、テーブルへ。
焼きあがったら、出来立てのアツアツをお召し上がりくださいね!!
ピッツァやフォカッチャは好きだけれど、
生地をこねるのはちょっと面倒だなぁ、という場合には、
ホームベーカリーを使って生地をこねると手軽に作れますよ ♪
つくり方を見てみる👇
miketta-violinista.hatenablog.com
ピッツァにまつわる、イタリア人の意外な習慣とは?
イタリアへ行ったばかりの頃、
「ピザは夜に食べるもの」というのがイタリア人のあいだでは常識?!だったことに、とても驚きました。
観光客の多い街などは別として、
「お昼にちょっとピザでも食べましょ!」と、いそいそとお店に出かけていっても、昼間は閉まっているピザ屋さんが多いのです。
ガッカリ… (ToT)
みなさまも、ご旅行でお出かけの際、
ピッツェリア(ピッツァレストラン)の営業時間には、くれぐれもご注意くださいね!
ある時イタリア人に、なぜ「ピザは夜に食べるもの」なのか理由を聞いてみると、
ピザは薄くて軽いから、夜食べるとのことでした。
えぇぇぇーーーどこが軽いんだ???(←私の心の声…というより、叫びに近い?) と思いましたが…
いくら薄いからといっても、1人前 直径約30㎝はあろうかという、お皿からはみ出すほどの超大型サイズ?のピザが、軽い食事の部類に入ってしまうなんて…
「胃袋のサイズ?が日本人の私とは全く違う」としか思えないその回答には、驚きの色を隠せませんでした。
(^▽^;)
どこのお店も、こんな感じのド~ンと大きなサイズが1人前です。
上記の写真は、「ナポリ風ピッツァ」なので、生地がフワッとしていて厚みがあります。
一方、
「ローマ風ピッツァ」は、生地が薄くて、カリッとしているのが特徴です。
さいごに
生地を寝かす時間が少々かかりますが、
出来立てアツアツのピッツァは本当に美味しいです❤
みなさまも、ぜひ1度挑戦してみてくださいね。
ピッツァのお供には、
大人用にはよーく冷えたビールやガス入りミネラルウォーター、
お子様用には、コーラやソーダなどが相性抜群ですよ♪
(炭酸系の飲み物が、ピザとよく合います)
それでは、みなさま、Buon Appetito!!
最後までお読みいただき、きありがとうございました。
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