イタリアのすすめ

イタリアについてのあれこれを書き綴ったブログです。時々本業のクラシック音楽についても語ります。どうぞよろしくお願いいたします。

イタリア語で日記を書いて日常会話でよく使う単語やフレーズを楽しく効率よく身につける

 

「日記を書く」というと、

なんだか小学生の頃の夏休みの宿題を、8月30日と31日に無理やりまとめて書いた?!などという「辛く哀しい経験?」を思い出してしまい、「う~む」(~_~;) という感じになったり、目をそむけたくなってしまう方も多いことと思います。

 

ええっ?(゚Д゚;)

そんな人、私だけですか???…失礼しました!(^^ゞ

 

このような、だらしない私の小学生時代の思い出はさておき、

 

本日は、

「イタリア語で日記をつけていると、会話の際にも、とても役に立つ」

というお話をさせていただきたいと思います。

 

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そもそも、なぜイタリア語で日記をつけるのか? 

日記をつけるのが苦手だった私が、日記を書き始めたきっかけ

イタリア語関係の本ではなく「英語のライティング関係の本」を探している時に、たまたま目に留まったのが、こちらの「英語日記ドリル」という本でした。

 

 

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「英語だけでなく、イタリア語で日記を書くのに応用できそうだし何だか楽しそう!」「この方法なら3日坊主の私にも続けられるかも~」

と思えた?!ことがきっかけです。

 

いざ書こうとすると、

「何から書き始めたらよいのか」

「どんなふうに続けていけばよいのか」

 

などと、

日本語で書く場合でも、日記を書くことに慣れていないと、迷ってしまいがちではありませんか?

 

そういった悩み?に対するヒントが、例を挙げて懇切丁寧に書かれていて、「日記を毎日書く事」は「日本語でも」ちょっと苦手意識のあった私にとっては、とても参考になりました。

 

 ほんの少しだけ、この本の内容をご紹介させていただきますと…

 

引用:石原真弓著「英語日記ドリル」P.6~12より抜粋させていただきました。

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 文の組み立て方の基本中の基本から、日記を書く時に疑問に思うであろう事柄へのアドバイス、トピックの選び方などが、簡潔に書かれています。

 

 

この本の詳しい内容は、下記からご覧になれます。

 

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語学の勉強におけるアウトプットの大切さ

上記の「英語日記の本」がきっかけとなり、さらにその頃に読んでいた、

 

  • 樺沢紫苑著「OUTPUT大全」
  • 齋藤孝著「必ず覚える1分間アウトプット勉強法」

 

といった本の中にも、アウトプット、つまり発信することの大切さが書かれていたことが、日記を書いてみようという気持ちのさらなる後押しとなりました。

 

 

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日記を書いてみて、なにかしら効果はあったのか?

イタリア語で、「日記」を書いてみると、日常会話でよく使う単語やフレーズを学べてなかなか良い勉強になり、おすすめです。

 

最初は、たくさん書こうとせず、「1日に3行くらい書く」というくらいの目標にしておき、ハードルは、あえて低めに設定しておくのが長く続けるためのポイントでした。

 

「3日坊主で止めて、また少し間をおいて再開する」というのを、10回繰り返せば、(ちょっと強引に視点を変えると)30日間書いたことになります。

 

「間があいても再開できれば良しとしよう!」という感じの「ゆる~い マイ・ルール?」を設定しておけば、日記をつけること自体が、苦行?のようになってしまう事態は避けられると思います!(笑)

 

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「お気に入りの日記帳」に書いたり、

スマートフォンの「日記アプリ」を利用してみるのも良いですね!

 

日記をつけるメリットとは?

イタリア語を始めて間もない頃は、

まず「基本的な名詞、動詞、形容詞」などを覚えなくてはなりませんが、その後でボキャブラリーを増やすために日記を書くことは、とても役に立ちます

 

もし日本語で日記をつけるとしたら、自身の身のまわりで起きた出来事や、興味のあること、考え、好きなこと等々、身近なことを書きませんか?

 

日常会話でも、自分自身のことについて話したり、趣味や興味のあることについて友人と語り合ったりすることが多いですよね。

 

日頃からそういった内容を、少しずつでも日記に書いていると、

「こんな時、イタリア語ではどんなふうに表現するのかな?」

と、知らない単語やフレーズを、辞書などで調べながら書くようになります。

 

少々面倒でも日記を書く時に調べたフレーズや単語は、ご自身が会話をするときによく使う必須の大事な単語やフレーズなのです。

 

 

受験生時代に使った「試験に出る順単語、熟語」のような本でいうところの、「1ページ目にド~ンと並んでいる単語」のような位置づけ、といったらよいのでしょうか?

 

とにかく、それらの単語は、試験に出る単語、出ない単語などよりも、もっともっと自身にとって必須の重要単語や熟語なのです!

  

イタリア語の日記に何を書けばいいの?

 まずは、先ほどご紹介した英語日記の本を参考にして、

「今日の天気」「曜日」「何を食べたのか」「どこへ行ったのか」など簡単な事柄から書いてみます。

 

何かについての「感想」を書くより、「行動」や「出来事」について書く方が、やさしいです。

 

例えば、

「本を1冊読みました。」と「行動、出来事」を書くのと、

「この本を読んで○○と思いました。」と「感想」を書くのでは、

 

感想や考えなどを書くようないつもとは違った出来事が起こらなかった日に書くのが億劫になってしまいますよね。

 

そこで、慣れないうちは

「今日映画を観ました」

「新しい洋服を買いました」など、

単なる事実?をメモするように書くほうが、続けやすいです。

 

慣れてきたら、だんだん「長めのフレーズ」にも挑戦!

 

長めのフレーズといっても、短い文を接続詞でつなげたりして書けば、結構ちゃんとした文章になりますよね。

 

完璧主義にならず、どうしても忙しくて書けない日があっても、気にせず続けることの方が大切です。

 

忙しかった日には、 

Oggi non me la sento di scrivere neanche una frase.

「今日は、1文も書く気がしない」

とか、

 

Oggi ero molto occupato/a , percio' non c'era tempo per scrivere il diario.

「今日は、いそがしかったので、日記を書く時間がなかった。」

 

…のように1文だけでも書いておき、それでOKということにします。

 

毎日無理なく続けられるように、ハードル低めの「マイルール」を設定しておくというのもおすすめです。

 

 

イタリア語関係の本にもあった、お手本にしたい参考書籍

中級者向け

日記を書き始めてほどなくしてから、偶然「イタリア語で日記を書いて、日常生活などによく使う単語やフレーズを身につける」という本も見つけました!

 

こちらの本には、日記に使えそうな表現や構文などが書かれていて、イタリア語で日記を書きたいと思っている方には、とても参考になります。

 

文法のおさらいをしながら書けるような工夫もされていて、

  • 時制のニュアンスの違い
  • 条件法、接続法
  • 句読点の使い方

などについても解説されています。

 

(解説は、あくまでもひととおり基本文法を勉強された方の復習用ですので、イタリア語を初めたばかりの方は、詳しい文法書を参照されることをお勧めいたします)

 

 

  

イタリア語を始めて間もないけれど、少しでも何か書いてみたい方へのおすすめ本

郡史郎著「はじめてのイタリア語」は、おすすめの入門書です。

 

新書ですので、内容がコンパクトにまとめられていて、参考書よりも読みやすいです!

 

 

 

 

「はじめてのイタリア語」以外の下記写真の本もとても良い本なのですが、残念ながら現在は絶版になってしまいました。(ToT)

 

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 まとめ

「イタリア語で書いてみること」を習慣にするために、ハードル低めのマイルールを設定して、「とにかく書き始める」(アウトプットする)ことが大切ですね!

 

最初のうちは 上手に書けなくても、少々構文的に間違ってしまっても、細かいことをあまり気にせず、どんどん書いていくとイタリア語で「書く」時だけでなく「会話」をするときにも、思わぬところで役に立ったりします

 

はじめて自転車に乗れるようになった時と同じように、

何度も何度も転んで、ちっとも上手く乗れないな… と思いながらも試行錯誤しながら何度も練習していると、あるとき突然できるようになる、あの感じと似ているのかもしれません。

 

日記をつけることが、「毎日の歯磨き」のような「習慣」になると良いですね。

 

それでは、楽しみながら日記を書いて、さらにイタリア語をブラッシュアップしてくださいね!

 

Allora , godetevi a tenere un diario per migliorare l'italiano!

 

おまけ

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最後までお読みくださりありがとうございました。