イタリアのパスタ入り卵焼き【フリッタータ】作り方
「フリッタータ」とは、イタリアでは「玉子焼き」のことなのですが、オムレツのようにふわふわの玉子焼きというよりも、外側はカリッと焦げ目がついている、「キッシュ」のような感じの玉子焼きです。
キッシュの「パイ皮の部分が無いもの?」といった感じの卵焼きなのです。
トマトやたまねぎ、ズッキーニなどの野菜を入れたり、チーズ、生ソーセージなどを加えることもあります。
日本の玉子焼き同様、バリエーションに限りがありません。
さらに、パスタが残ってしまった時、他の具材と一緒に玉子焼きにしたりします。
個人的には、トマトソース味のパスタを玉子焼きの具?にしたものが好みです。
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フリッタータ【材料】(2人分)
- 卵 4個
- 残ってしまったパスタ 適宜
- パルミジャーノチーズチーズ 適宜
- 塩、コショウ 少々
- オリーブの実(無ければ省略可) 少々
- ケイパー(無ければ省略可) 少々
【作り方】
①残り物のパスタをボウルに、入れて料理用のハサミで、適当な長さ?にカットします。
②ボウルに卵を割り入れます。
③お好みで、オリーブの実(グリーンでもブラックでも可)や、ケイパー、アンチョビなどを加えます。
④フォークなどで、全ての材料をよくかき混ぜます。
⑤塩、コショウを加えます。
⑥パルミジャーノチーズチーズのすりおろしも加えて、よくかき混ぜます。
⑦フライパンにサラダオイルを入れ、火にかけてフライパンを熱しておきます。
⑧フライパンが充分熱くなったら、先ほど混ぜておいたものを、フライパンに流し入れます。
⑨だし巻き卵を作る時の様に、フォークなどで軽く混ぜ合わせます。
⑩フタをして、弱火にします。
⑪8割くらい火が通ったら、フライ返し(またはお皿をかぶせて)ひっくり返して、反対側の面も焼きます。
お皿を使ってひっくり返す場合は、
お皿をフライパンにかぶせて、一旦お皿にのせてから、もう一度、焼けていないほうの面が下になるようにフライパンに戻します。
⑫両面こんがりきつね色に焼けたら出来上がりです!
普段イタリアの家庭では、パスタをたくさん茹ですぎて、残ってしまった時などに、この卵焼きを作りますが、この「パスタ入りフリッタータ」を食べたくて、あえてパスタを多めに茹でておき、翌日に作ったりすることもあります。
イタリアでは、具材は、手に入りやすいオリーブ、ケイパーなどを入れますが、その日の気分?や冷蔵庫の中にたまたまあった食材などを使って作ります。
日本では、オリーブなどは入れなくても、スーパーマーケットなどで手に入れやすい、溶けるチーズや、ハム、プチトマトを小さく切ったもの、スライスした玉ねぎなどを加えて作っても、とても美味しく出来ます!
お好みの具材でいろいろなバリエーションを楽しみながら「オリジナルのフリッタータ」をお試しくださいね。(*^▽^*)
それでは、いただきま~す!
Buon appetito!