イタリアのすすめ

イタリアについてのあれこれを書き綴ったブログです。時々本業のクラシック音楽についても語ります。どうぞよろしくお願いいたします。

バイオリン曲の「ボウイング」と「フィンガリング」の決め方 ヒント

 

以前「弓(右手)」と「呼吸」の密接な関係についてもお話いたしましたが、

(記事のリンクはこちらです)

miketta-violinista.hatenablog.com

 

本日は、その続編となる、

  • 「フィンガリング(指使い)」

について、お話したいと思います。

  

 

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まず、フレーズがどこまでかを見極める

新しい曲に取り組もう!と思い立ったら、まずは、譜面とにらめっこ… してみますよね?

そのとき、まずフレーズはどこからどこまでかな?ということから、見ていきます。

 

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フレーズとは?

この音楽の中の「フレーズ」というのは、

文章の中の「句読点」と同じようなもの、と考えてみるとわかりやすいです。

 

文章を読むとき、句読点以外のところでめったやたらと切ってしまうと、なんのことやらさっぱり意味がわからなくなってしまいますよね?

 

そこで、

この大切なフレーズをこわさないための「フィンガリング」や「ボウイング」を考えることが、とても重要なのです。

 

 

プロの人達は普通、何通りかのフィンガリングを考えておいて、その時々の状況で、(たとえば、他の楽器とのバランスなどによって)変えています。


これは、弾きやすさを最優先するという意味ではありません。

 

あくまでも、

書かれた音楽(フレーズ)のイメージをこわさないものを選択します。

 

フレーズの切れ目を把握するには?

音楽を専門に勉強した人は、「和声の進行」や「終止形(カデンツ)」を見て判断するのですが、曲を声に出して歌ってみると、あら不思議!どこで切ったら自然か、ということが大体わかります。

 

フレーズをこわさない「ボウイング」と「フィンガリング」とは?

よほど長いフレーズでない限り「ボウイング」は一弓にして、「フィンガリング」も、なるべく1本の弦で(同じ音色でフレーズを弾けるので)弾きたいところです。

 

移弦する場合も、出来るだけ自然にフレーズがつながるように弾ける指使いを選択します。

  

実際に、ボウイングはどうやって決める?

長いスラーのついたフレーズなどに弓をかえしたいときは、なるべくかえしたことがわからないようにする、などの配慮も大切です。


歌ってみたときにブレス(息継ぎ)をする位置に弓をかえしてみると、流れをくずさず、自然である場合が多いです。

 

いろいろ、試行錯誤してみて、通して弾いたときに一番自然なものを選べばいいと思います。

 

フィンガリング(指使い)は、どうやって決める?

譜面に印刷された「フィンガリング」や「ボウイング」は、一応参考にします。

 

しかし、

最終的には同じ作品を、いろいろな出版社の楽譜と見比べながら、どれが適切なのかを、自分なりに考えてみることを習慣にすると、良い勉強になりおすすめです。

 

(バイオリンを始めたばかりの方は、レッスンの先生に相談してくださいね)

 

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同じ曲でも、複数の出版社の楽譜を参照することが大切です。

 

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このようにして、

フィンガリングやボウイングを、あれこれ試行錯誤しながら考える習慣をつけておくと、将来、例えばアンサンブルやオーケストラのパート譜など、レッスンで勉強している曲とは別に、自分ひとりで「フィンガリング」を考えなくてはならない場合に、必ず役に立ちます。

 

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まとめ

フィンガリング(指使い)には、

「基本的なパターン」というものがいくつかありますが、やはり「経験」とその音楽家の「センス」が表れるところでもあります。

 

センスを磨くためには、

これまで長い間、名演奏家と言われてきた人々の演奏を、同じ曲でたくさん聴き比べてみると、とても勉強になります!

 

譜面に書かれている音符や記号など、同じであるにもかかわらず、演奏する人によって様々な表現をしていて興味深いですよね。

 

例えば、

作曲家が譜面に「フォルテ」と書き込んでいても、その捉え方や表現方法は演奏家によって違いますが、作曲家の意図から余程外れた表現でない限り、どれが正解で、どれが間違っているということはありません。

 

そんなところに、キラリと音楽家の個性が表れますので、聴く人の好みなども分かれたりして、面白いです!

 

そして、それが聴く人に忘れがたい印象や、感動を与えられることにつながっていくのだと思います。

 

このように、

さまざまなタイプの演奏を聴き比べてみる事は、とても勉強になりますので、ぜひその違いを楽しみながら研究して「ご自身の表現」を見つけてみてくださいね!

 

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miketta-violinista.hatenablog.com

 

 

 

ブログ仲間のカメさん (id:tn198403s) が、今回の「ボウイング」と「フィンガリング」の決め方ヒントの記事を、「セロ弾きのゴーシュさだまさし)を聴き直す」という記事の中で紹介してくださいました。

 

この場を借りてお礼申し上げます。

カメさん、どうもありがとうございました。m(_ _)m

 

 

さだまさしさんのファンの方も楽しめるオススメ記事です ♪

tn198403s.hatenablog.jp

 

 

今回ご紹介させていただいた上記の記事以外にも、「カメさん」の高校時代と現在のご自身の考え方の違いや、様々なことに向けられた好奇心、分析など、とても興味深い素敵なブログですので、みなさまもぜひチェックしてみてくださいね。(*'▽')

 

tn198403s.hatenablog.jp

 

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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